初心者向け!コーヒー道具おすすめを紹介【自宅で淹れるミニマム器具セットあり】

フレンチプレスの画像

「本格的なコーヒーを家で淹れたいけど、どんな器具を買えばいいんだろう…。」

と思っている方。

コーヒーは淹れる器具によって味わいが違っていて、同じ豆でも淹れる器具が違うと味が変わるなど、器具を持っているとコーヒーを楽しむ幅が広がります。

とはいえ、どんな器具があるのか、どの器具を使うほうがよいのかはわかりにくいですよね。

そこで、この記事では

  • カップ1杯ならこれでOK!なコーヒー道具ミニマムセット
  • コーヒーをドリップするさいに大切な3つの要素「温度、量、時間」
  • 定番のコーヒー器具おすすめまとめ

の順に、コーヒー道具のおすすめを淹れ方で分けて紹介します。

コーヒー器具というと扱いが難しそうと思うかもしれませんが、初心者でも使いやすいセットをまとめたのでまずはそこからチャレンジしてみてください。

目次

カップ1杯ならこれでOK!なコーヒー道具ミニマムセット

まずは「とりあえず、このセットを買っておけばコーヒーを楽しめる!」というミニマム器具セットを紹介します。

器具名特徴説明
メタルドリッパー紙フィルターいらずで楽ちん&エコ>>詳しく見る
手動ミルコーヒー豆を砕く。粒の大きさを調節できる>>詳しく見る
キャニスターコーヒーの鮮度を保つ。メジャースプーン付>>詳しく見る
コーヒーケトル(ポット)お湯が細く出せて、安定した味わいになる>>詳しく見る

ミニマム器具セットはこんな人にぴったり

  • 自分1人もしくは誰かと2人でコーヒーを飲むことが多い人
  • コーヒー器具を置くスペースが少なく、大きな器具は必要ない人
  • 自分でコーヒーを淹れてみたいけど、種類が多すぎて迷っている人

ここまで読んで「正直ちょっとめんどくさいかも…」と思った方は、全自動コーヒーメーカーの「siroca(シロカ)」がおすすめです。コーヒー豆を入れるだけでドリップコーヒーを楽しむことができます。

>>sirocaの紹介を読む

次は、コーヒーをドリップするさいに大切な要素をお伝えします。

コーヒーをドリップするさいに大切な3つの要素

コーヒーを作るときに大切なのは、以下3つの要素です。

  1. 温度:85〜95℃と好みによってさまざま。冷水で作ることも
  2. 量:お湯と豆の目安はあるが、正直なところ好み
  3. 時間:2分30秒がおすすめされている

詳しく紹介しますね。

1. 温度:85〜95℃と好みによってさまざま。冷水で作ることも

お湯の温度は味を左右する大切な要素です。ざっくりですが、

  • 温度低め:酸味や苦味が少なく、コクのある味わいになりやすい
  • 温度高め:酸味や苦味が出て、スッキリした味わいになりやすい

という違いがあります。専門店によって違いがあり、中には「こっちの豆は84℃で、あっちの豆は86℃にしている」というマスターもいるほど。

また、水出しコーヒーになると冷水で作るため、ホットとは違った味わいを楽しむことが可能です。

抽出する温度によって味の違いや好みを見つけることは、コーヒーの楽しみの1つといえます。

2. 量:お湯と豆の目安はあるが、正直なところ好み

お湯と豆の量もコーヒーの味を左右する重要なポイントです。目安は、

  • 1杯分:10〜12g
  • 2杯分:20gほど
  • 3杯分:25〜30gほど

です。杯数が増えるほど、徐々に1杯あたりの豆の量は減ります。

これも専門店によって違いがあり、あくまで目安といった印象です。

3. 時間:2分30秒がおすすめされている

コーヒーは淹れ始めてから抽出が終わるまでの時間が「2分30秒」になるようにするのがおすすめされています。

しかし、時間についても専門店によっては20分くらいかけてゆっくりとコーヒーを淹れるところもあり、あくまで目安でしかありません。

ここまでコーヒーの基本を紹介しました。

はじめはこれらを守りつつコーヒーを作ってみて、あとは好みで調整していくのがおすすめです。自分の好きなコーヒーを探すのも、コーヒーの楽しみですよ。

続いては、定番のコーヒー器具を紹介していきます。

Amazonで買い物の前にやっておきたい、絶対トクするギフト券チャージ!

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※表はスマホで横スクロールできます

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40000円以上1.5%2.0%16001800
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つまるところ、買い物をするさいには

  • 最初にギフト券チャージ→チャージしたポイントでお買い物

という順番で買うだけで得するんです。正直、やらない理由はありません。

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忘れる前にやっておきたい!

有効期限は10年あるので使い切れます

「うわー!Amazonギフト券チャージせずにクレカで買い物しちゃった…」と後悔する前にやっておくことをおすすめします。

定番のコーヒー器具おすすめまとめ

ここからは定番のコーヒー器具を、おすすめとともにまとめていきます。

ドリッパー:ドリップコーヒーは、これがないと始まらない

ドリッパーの画像
ドリッパーはその名の通りコーヒーをドリップするための器具で、ドリップコーヒーには欠かせません。大きく分けると、ドリッパーには「円すい」と「台形」の2種類があります。

定番なのは円すい型の「HARIO V60」です。世界的に有名なドリッパーで、海外のカフェでも広く使われています。

ドリッパーはさまざまな種類があり形や穴の数などによって味わいが変わるので、中にはドリッパーを使い分けるお店も。

まずは定番のV60からはじめて、好みのドリッパーを探してみてください。

ペーパーフィルター:ドリップコーヒーなら紙フィルター。すっきりした味わいになる

ペーパーフィルターの画像
ザ・ドリップコーヒーという味を出せるのがペーパーフィルター。すっきりした味わいが特徴で、「ザ・コーヒー」という味が出しやすいです。

ペーパーフィルターはドリッパーに合わせて買う
ドリッパーは「円すい」や「台形」など形がさまざまです。なので、それにあったフィルターを選ぶ必要があります。

今回ご紹介したHARIOのV60には専用のフィルターがあるので、それを買うのが安心です。

ドリップケトル(ポット):細く、安定した湯量で注げるものがベスト

ドリップケトル(ポット)の画像
コーヒーをドリップするにはドリップ専用のケトルが欠かせません。細く、安定した量のお湯を注ぐことができるので、コーヒーの味を丁寧に抽出できます。

ふつうのヤカンやポットだとお湯が太く入ってしまうので、味がブレて雑味も出やすいです。

とはいえ高価なものを買う必要はなく、こちらも定番のHARIO製で問題ありません。

もしお湯を沸かすのも同時にしたいなら、電気でわかせるドリップケトルもあります。

ほぼ毎日コーヒーを淹れるなら、電気でサッと沸かすほうが手間がかからずおすすめです。

ミル(グラインダー):1人前なら手動でもOK、3人以上は電動がおすすめ

コーヒーミル(グラインダー)の画像
コーヒー豆をガリガリと削るためにはミルが必要です。コーヒーは豆のまま買って飲む直前に挽くのがベストなので、ミルは欠かせないコーヒー器具ですね。

コーヒーは「豆のまま買う」ほうがおいしい
コーヒー豆を買うときに、挽いたものを買う方もいるかと思います。しかし、コーヒー豆は挽いた瞬間から味が落ちはじめます。具体的には嫌な酸味などが出てくるのです。

ゆえに、コーヒーは豆のまま買うのがおすすめ。淹れる直前にミルで挽いて淹れるのが、おいしいコーヒーのコツですよ。

1人前くらいなら手動でも問題ありませんが、3人前を超えてくるとさすがに疲れます。なので、家族でほぼ毎日コーヒーを飲むような方は、思い切って電動のものを買うのがおすすめです。

サーバー(ジャグ):洗いやすいものがベター

コーヒーサーバー(ジャグ)の画像
サーバーとはコーヒーをドリップするさいに使う入れ物です。

コーヒーって最初にお湯を注いだときに出るものが一番濃くて、最後のほうは薄いんですよね。なので、とくに複数人分つくるときなどはサーバーでまとめてコーヒーを落とし、ちょっと混ぜて濃さを均一にしたあと、カップに注ぐのがおすすめです。

サーバーはビーカー型のものがおすすめ。というのも、サーバーには注ぎ口がキュッと細くなっているものが多く、それらはオシャレかもしれませんが洗いにくいんです。

よく使うものですから、使いやすいものを選びましょう。

スケール:おいしいコーヒーには必須。時間が測れるスグレモノも

スケールの画像
スケールとは、要は「はかり」です。コーヒーの抽出量を測ってくれるので、ちょうどいい濃さで淹れることができます。もちろん、豆の量を測ることも可能です。

時間を同時に測れるスグレモノもあります。

ドリップの量や時間は「もう一度あの日に淹れたコーヒーを飲みたい!」と思ったときの目安です。安定しておいしいコーヒーをつくるためにも持っておきたい一品ですね。

キャニスター:豆の鮮度を保ち、コーヒーを長く楽しめる道具

コーヒーキャニスターの画像
キャニスターとは、コーヒーを保存するための密閉できる容器です。コーヒーの味を左右する「豆の鮮度」が保てます。

おすすめは「Coffee Gator(コーヒーゲーター)」のキャニスター。二酸化炭素を外に出してくれるフィルターがあり、コーヒー豆の鮮度をより長く保つことができます。

コーヒー豆を測るメジャースプーン付きなので、意外とオトクですよ。デザインがオシャレなので、インテリアとしても機能します。

メジャースプーン:コーヒー豆を測れるが、スケールがあればOKかも

新鮮なコーヒーが落ちる画像
メジャースプーンはコーヒー豆の量を測るための専用スプーンです。とはいえ量をはかるだけならスケールがあればOKなので、正直なところこれだけを買う必要はないかもしれません。

水出しコーヒー用ボトル:水出し独特の風味がクセになる人も

水出しコーヒーの画像
水出しコーヒーとは、その名の通り水で淹れたコーヒーです。お湯で作るときと出る成分が違うので、独特のすっきり感があります。

また、冷たい水を使うとカフェインの量をおさえることが可能です。詳しくは「カフェインを減らすなら「水出し」がオススメ!効果・作り方を解説」をご一読ください。

水出しコーヒーは、専用のボトルを使うと簡単にできます。コーヒー豆を入れて冷蔵庫で置いておくだけでおいしい水出しコーヒーが作れますよ。

「正直めんどくさい…」なら全自動コーヒーメーカーsiroca(シロカ)がおすすめ

ここまでおすすめのコーヒー器具を紹介してきました。しかし、正直「ここまでしてコーヒーを淹れるのはめんどくさい…」と感じた方もいるのではないでしょうか。

そこでおすすめなのがsiroca(シロカ)の全自動コーヒーメーカーです。sirocaがあれば、ミルで挽く前のコーヒー豆と水を入れるだけでおいしくコーヒーを淹れることができます。

ドリップ道具をセットで買った場合と値段を比較すると、以下の通りです。

ミニマム器具セットを買った場合(2018/11/25現在)
器具名値段
メタルドリッパー1,490円
手動ミル2,150円
キャニスター3,229円
コーヒーケトル(ポット)2,327円
合計9,196円

sirocaを買った場合:9,980円

時間や手間はsirocaのほうが圧倒的に少なく、かつ値段はそこまで大きく変わらないので、できるだけ時短してコーヒーを飲みたい方はsirocaのほうがおすすめです。

ここまで基本的なコーヒーグッズを紹介しました。次はこだわりたい人向けのコーヒー器具をまとめます。

その他、こだわり始めたらキリがないコーヒー道具まとめ

ここからは味にこだわりたい人へ向けて、ややマニアックなコーヒー道具をまとめました。

メタルフィルター&ドリッパー:ダイレクトに豆の味を楽しめる&エコ

おいしいコーヒーの画像
メタルフィルターは、その名の通り金属でできたコーヒーフィルターです。ドリッパーとセットのことが多いのでまとめました。

メタルフィルターの特徴は、紙のフィルターと比べてダイレクトに豆の味を楽しめること。紙だと吸着してしまうコーヒー豆の油がメタルフィルターだとしっかり出てくるので、風味を強く感じることができます。

洗って何度でも使えるので、経済的かつ地球にやさしいのもメリットです。

温度計:2℃変わると味も変わってくる

温度計の画像
温度計を使うと、お湯の温度を測ることで安定した味に仕上がります。

お湯の温度はコーヒーの味を左右する大切な要素です。専門店によっては豆で温度を変えることもあります。

本格的にコーヒーを極めたいと思った方はぜひ。

モカエキスプレス:エスプレッソ風コーヒーを家でも手軽に

マキネッタ(モカエキスプレス)の画像
「ドリップよりエスプレッソのほうが好きだけど、家にエスプレッソマシンを置くのはちょっと…」

と思っている方にはモカエキスプレス(マキネッタ)がおすすめです。エスプレッソなので、超極細で挽いた豆を使います。

豆の量にさえ気をつければあとは火にかけるだけなので、慣れれば難しくありません。

エアロプレス:適度なコクとスッキリさ。新しい淹れ方です

エアロプレスの画像
エアロプレスは注射器のような不思議な形をしたコーヒー器具です。

フレンチプレスのように上から押さえつけてコーヒーを抽出しますがフィルターは紙のことが多く、ほどよいコクとスッキリさが出ます。

サイフォン:フラスコとランプで入れる、喫茶店の味

サイフォンの画像
サイフォンは昔ながらの喫茶店で見ることが多く、フラスコとランプがなんともオシャレなコーヒー器具です。

味はコーヒーの香りが引き立つのが特徴で、手で淹れるドリップと比べてブレが少ないのもオススメポイント。淹れ方がちょっと複雑なので、何度か練習が必要かもしれません。

エスプレッソマシン:ドリップには出せないコクと香りが特徴

エスプレッソマシンの画像
スターバックスなどのカフェで見かけることが多い、エスプレッソマシン。これはエスプレッソやそれをベースとした飲み物、つまりラテやカプチーノを作るための機械です。

エスプレッソは人によっては「麻薬」と呼ぶほどの魅力があり、ドリップなどでは出せないコクと香りが特徴です。

マシンの値段は1万円前後のものから100万円をゆうに超えるものまでさまざま。ご家庭で楽しむのであれば、デロンギの全自動エスプレッソマシンがおすすめです。

とはいえ、エスプレッソマシンはキッチンに置くには大きすぎます。アウトドアなどで手軽に使える小さい手動エスプレッソマシンもあるので、スペースを取りたくない方はこちらをどうぞ。

ネルドリップ:ここまで来たら、もうコーヒーマニアです

ネルドリップの画像
ネルシャツなど、衣服に使われる「ネル生地」をフィルターにしているのがネルドリップです。コーヒー好きの人が「最もおいしい淹れ方」と呼ぶことも多く、なめらかな飲み心地がなんとも言えません。

フィルターは洗ったあと水につけておかないといけないなど、手間が多いですがその分おいしさもひとしおなコーヒー器具です。

ダッチコーヒー(水出し):点滴のようにポツポツ入れるタイプの水出し

鮮度の高いコーヒーの画像
ダッチコーヒーはコーヒー豆を水につけず、上から点滴のようにポツポツと入れることでコーヒーを抽出するタイプの器具です。

低温の水で入れるためカフェインが出にくく、やわらかくさっぱりした味わいになります。

また、そもそもお湯で抽出する場合と出てくる成分(つまり、味わい)が違うので、いったん水でコーヒーを抽出したあとに温めて「ホット水出しコーヒー」として楽しむことも。気になる方はぜひ試してみてください。

直感でオシャレな器具を選ぶのもOK。良い器具を揃えて良いコーヒー生活を!

ここまでオススメのコーヒー器具を紹介しました。

コーヒーを作るときに大切な要素で紹介しましたが、大きく分けて

  1. 温度:85〜95℃と好みによってさまざま。冷水で作ることも
  2. 量:お湯と豆の目安はあるが、正直なところ好み
  3. 時間:2分30秒がおすすめされている

この3つがコーヒーの味に深く関係しています。コーヒー器具がここまでいろいろあるのは、これらの「おいしさの要素」をいいバランスで調節するためです。

あなたのお好みのコーヒー器具を探してみてください。まずは直感でオシャレだと感じるものを買うのもコーヒーの楽しみです。

とはいえ、コーヒーには「最低限あったほうがよい器具」があります。気になる方はミニマム器具セットの紹介をチェックしてみてください。

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あなたに合ったよい器具を揃えて、よいコーヒー生活を送りましょう。

デカフェのコーヒー豆については「デカフェコーヒーのおすすめ比較ランキング9選!ドリップ、インスタントなど種類別で紹介します」で紹介しています。気になる方はこちらもご一読ください。