「浅煎りのほうがカフェイン少なそうだし…」
と思って浅煎りを飲んでいるかたはいませんか?
実は、浅煎りのコーヒーよりも、深煎りのコーヒーのほうがカフェイン量は少ないんです。
深煎りのほうが苦いからカフェインが多い…というわけではありませんよ。
この記事では、コーヒーの深煎り・浅煎りにおける、カフェイン量の違いを説明。
- 深煎りコーヒーがカフェイン少なめな理由
- カフェインをさらに減らす水出しコーヒー
- もっとカフェインを減らしたいならデカフェ
の順に、コーヒーの深煎り・浅煎りとカフェインの関係についてお伝えします。
ふだんからカフェインが気になるかたはもちろん、コーヒーをたくさん飲むかたもまずはご一読ください!
「カフェインが少ないのは深煎り」の理由
結論から言えば、カフェインの量は深煎りコーヒーのほうが少ないです。
というのも、コーヒーを深く焙煎すると
- ふくらんで体積が大きくなる
- 水分がぬけて成分が濃くなる
の2つが同時におこります。
これにより、コーヒー豆1粒あたりの重さが減りますよね。
そしてスプーンで計ってコーヒーをつくると、カップ1杯あたりのコーヒー豆は減り、その結果カフェイン量が減るというわけです。
重さをきっちりはかったら、カフェイン量は同じ!?
先ほどは「スプーン1杯あたり」のカフェイン量では深煎りのほうが少ないとお伝えしました。
しかし、深煎りのコーヒーは
- ふくらんで体積が大きくなる
- 水分がぬけて成分が濃くなる
という2つが同時におこるため、1gあたりのカフェイン量では浅煎りとさほど変わらないのです。
同じスプーン1杯だと、深煎りのほうが1粒が軽くてグラム数が少なくなるため、カフェイン量が減ります。
これが、ちゃんと計量してしまうと、深煎りも浅煎りもほとんど同じカフェイン量になってしまうんです。
話をまとめると、
- 深煎りすると、コーヒー豆1粒の重さが軽く・体積は大きくなる
- スプーンで測ると、深煎りコーヒー豆のほうが少ない
- そのため深煎りのカフェイン量が少なくなる
ということになります。
要するに深煎りのほうが豆の量が減っているわけですが、味は濃いので気にならないわけです。
水出しコーヒーにすると、さらにカフェイン量は減少
今までカフェイン量を気にして深煎りのコーヒー豆にしていたかたは、水出しコーヒーをおすすめします。
カフェインは熱いお湯に溶け出しやすく、逆に冷たい水にはそこまで出てきません。
ゆえに、カフェインをあまりとりたくないときには、水出しコーヒーがおすすめです。
味もマイルドになって、飲みやすくなりますよ。
水出しコーヒーについてもっと知りたいかたは「カフェインを減らすなら「水出し」がオススメ!効果・作り方を解説」をご一読ください!
カフェインの量が気になるかたはデカフェもおすすめ!
「カフェインの量は減らしたいけど、コーヒーは飲みたいし…」
というかたには、デカフェもおすすめです。カフェインをとりのぞいていますが、その味・風味はほとんど変わらないものもありますよ。
ネットでもデカフェは買えるので、気軽にためしてみてはいかがでしょうか?
デカフェについて詳しく知りたい方は「デカフェとは?メリット・デメリットを解説!」を読んでみてくださいね。