「カフェインって、やめることでどんな効果があるの?」
と思っている方に向けて記事を書きました。
カフェインは眠気を覚ますなどの効果がありますが、飲みすぎると頭痛が出ることもあり、場合によっては中毒になることも。
とはいえ、カフェインをキッパリやめるのは難しいですよね。
そこで、この記事では
- そもそもカフェインとは何か
- カフェインをやめることで得られる効果(メリットとデメリット)
- 無理なくカフェインをやめる方法
の順に、カフェインをやめる効果と方法について説明します。
カフェインをやめるのは一見むずかしそうに感じますが、意外と簡単です。
まずはこの記事で、カフェインをやめるメリットと方法について大まかに知っていきましょう!
目次
そもそもカフェインとは?
「カフェインって名前は知ってても、何かはよくわかっていない…」
という方も多いはずです。ここでは、まずカフェインの効果についてお伝えしますね。
カフェインとは、
- 眠気をとりのぞく
- トイレに行きたくなる
- 運動の能力がアップする
などの効果がある化学物質です。
「カフェイン=眠気ざまし」という印象があるかもしれませんが、カフェインには意外とさまざまな効果があります。
詳しくは「カフェインとは何か。わかりやすく解説します!」をご一読ください!
続いては、カフェインをやめる効果を見ていきます。
カフェインをやめることによる5つの効果
カフェインをやめることによって得られる効果は、
- 寝つきがよくなる
- 胃の調子がよくなる
- 美肌になる
- イライラがなくなる
- 頭痛がなくなる
の5つです。詳しく説明していきますね。
1. 寝つきがよくなる
かなり個人差がありますが、カフェインによって目が覚める効果は意外と長く続きます。昼にコーヒーをちょっと飲んだだけにもかかわらず、夜になっても目がさえて眠れないということも。
それがカフェイン断ちによってなくなり、ぐっすり眠ることができます。
「最近なんだか眠れない…」と思っているかたには、カフェイン断ちがおすすめです。
2. 胃の調子がよくなる
カフェインには胃液をたくさん出す働きがあります。空腹でカフェインをとると、出すぎた胃液によって胃の調子が悪くなることも。
そのためカフェイン断ちをすると、胃への刺激が少なくなって調子がよくなります。
カフェインと空腹についてもっと知りたいかたは「カフェインを空腹で摂るのはNG!吐き気や胃痛の原因にも」をご一読ください!
3. 美肌になる
カフェインにはトイレが近くなる作用があることは、先述の通りです。ゆえに、ビタミンやミネラルが身体の外に出てしまい、肌が荒れることも。
『カフェイン大全』によると
食事の一時間以内に摂取されたカフェインは食品中の鉄分の吸収を妨げる可能性がある。
おそらくもっと重要なのは、カフェインは利尿剤でもあるため、過度の排尿を促し、(中略)過度の排尿はまた登山競技者に
大事なビタミンやミネラルの不足をも引き起こす。
とあり、カフェインはビタミンや鉄分など肌に大切な栄養素を出してしまう効果があります。
もしカフェイン断ちをすれば、ビタミンや鉄分を身体に取り入れることができ、美肌になるはずです。
4. イライラがなくなる
「イライラするのはカフェインのせい?解消の方法とは」によれば、カフェインでイライラする原因は
- 交感神経が高ぶって、神経のバランスがくずれる
- 心臓の収縮がつよくなり、血圧や心拍数があがる
- 睡眠が足りず、ストレスがたまる
- もともとカフェインに反応しやすい体質
の4つです。また、カフェインが切れたときにイライラする方は、カフェイン中毒の可能性があります。
カフェイン断ちを続けることで、イライラすることも少なくなりますよ。
5. 頭痛がなくなる
以前「【体験談】コーヒーを飲むと気持ち悪くなる人は必見!デカフェなら僕でも飲めました」という体験談で、カフェインによって頭痛が起こることをお伝えしました。
カフェインには血管を開く効果があり、それが頭痛の原因になっています。
そんなときはカフェイン断ち。カフェインを避けることで、日々の頭痛から開放された!という体験談をいただきました。
ここまで、カフェイン断ちをする効果について
- 寝つきがよくなる
- 胃の調子がよくなる
- 美肌になる
- イライラがなくなる
- 頭痛がなくなる
の順に紹介しました。
とはいえ、カフェインをやめることによるデメリットもあります。以下でざっくりご紹介しますね。
補足:カフェインをやめるデメリットもあります
カフェインをやめることによるデメリットは、
- カフェイン断ちをして数日は離脱症状がある
- ふだんの生活で、飲める物が限られる
- カフェインレスのコーヒーや紅茶はちょっと高い
です。
カフェインをやめて数日は、禁断症状のようなものが出て、1日じゅう眠くて集中力も落ちます。
また、カフェインを断ってみるとわかりますが、ふだんの生活においてノンカフェインの飲み物は意外と少ないです。カフェに行ったらオレンジジュースか水しか飲める物がなかったということも…。
それに加えて、カフェインレスのコーヒーや紅茶はちょっと値段が高いのもデメリットです。例えば、スタバでデカフェ(カフェイン抜き)を頼んだ場合、どのメニューでも+50円かかります。
そのようなデメリットもあるカフェイン断ちですが、次はできるだけ無理なくカフェインをやめられる方法を紹介していきますね。
無理なくカフェインをやめる方法
ここからは無理なくカフェインをやめるためのポイントを
- まずは、カフェインが入っている食べ物や飲み物を知ることから
- カフェインを抜く期間は「最低でも1週間、できれば2週間」
- コーヒーや紅茶を飲みたいときは、デカフェを取り入れる
の順にお伝えします。
1. どんな食べ物や飲み物にカフェインが入っているのか知る
まずは、ふだん食べたり飲んだりしているもので、どんなものにカフェインが入っているのかを知りましょう。
カレーやお茶漬け、ガムなど、探してみると意外なところにカフェインが入っていた…なんてことも。
スターバックスコーヒーのフラペチーノなど、カフェインだけでなく砂糖や脂質がたっぷり入っているものもあるので、人によっては「カフェインをやめたら痩せる!」と感じる方もいます。
カフェインを含む食べ物・飲み物について詳しくは「【徹底調査】カフェイン含有量の多い、飲み物・食べ物ランキング」をご覧ください!
2. カフェインを抜く期間は「最低でも1週間、できれば2週間」
カフェインを抜く期間は、最低でも1週間を目安にしてください。
個人差はありますが、カフェインをやめてから「5〜10日」でカフェイン断ちの影響がなくなり、体調がよくなってきます。
そのため、まずは1週間、できれば2週間をカフェイン断ちに使う必要があるのです。
3. コーヒーや紅茶を飲みたいときは、デカフェを取り入れる
カフェイン断ちをしていると、
「どうしてもコーヒーや紅茶を飲みたい!けど、カフェインが入ってるし…」
と思うことがあります。そんなときはデカフェを取り入れてみてはいかがでしょうか。
手軽なインスタントコーヒーなら、マウントハーゲンのカフェインレスがおすすめです。また、紅茶ならトワイニングのカフェインレスアールグレイがイチオシ。
ふつうのコーヒーや紅茶と比べると、カフェインはかなり少なく、カフェイン断ちしているときでも安心です。
デカフェの力を借りながら、カフェイン断ちをはじめよう
カフェイン断ちについて、その効果や方法をご紹介しました。
おさらいすると、カフェインをやめる効果には、
- 寝つきがよくなる
- 胃の調子がよくなる
- 美肌になる
- イライラがなくなる
- 頭痛がなくなる
の5つがありました。
しかし、カフェイン断ちにはデメリットもあり、それが
- カフェイン断ちをして数日は眠い
- ふだんの生活で、飲める物が限られる
- カフェインレスのコーヒーや紅茶はちょっと高い
でした。
そのため、無理なくカフェインをやめるために
- まずは、カフェインが入っている食べ物や飲み物を知ることから
- カフェインを抜く期間は「最低でも1週間、できれば2週間」
- コーヒーや紅茶を飲みたいときは、デカフェを取り入れる
という3つのポイントをご紹介しましたね。
脱カフェインをすることで、はじめて「カフェインって、こんなに強い効果があったのか!」と気づくかたも多いです。
まずは、ふだん飲んでいるコーヒーや紅茶をデカフェにするところからはじめてみてくださいね。
デカフェについては、「デカフェとは?メリット・デメリットを解説!」にて詳しく紹介しています。こちらもあわせてご一読ください!