「コーヒーをやめたいけど、どうすればいいのかわからない…」
と思っている方。
コーヒーはカフェインが入っていて、その影響を受けすぎてしまう場合は、やめることも考える必要があります。
とはいえ、コーヒーがおいしくて、1日に何杯も飲んでしまうこともありますよね。
そこで、この記事では
- コーヒーを大量に飲み続けると起こること
- コーヒーをやめたいときに試すべき3つの方法
- コーヒーをやめるときに注意すべきこと
の順に、コーヒーをやめたいときに試したいことを紹介します。
コーヒーをやめるのは難しそうだと感じるかもしれませんが、意外にハードルは高くありません。
まずはこの記事で、コーヒーのやめ方を大まかにつかみましょう!
目次
コーヒーを大量に飲み続けると起こること
まずは、コーヒーを大量に飲み続けると起こることを、
- 寝つきが悪くなる
- カフェイン中毒
- 胃が荒れやすくなる
- イライラしやすくなる
- 頭痛がするようになる
- コーヒー代がかさむ
の順に紹介します。
寝つきが悪くなる
コーヒーには目を覚ます作用がありますが、飲み過ぎると寝つきが悪くなってしまうことも。
「最近なんだか眠れないな…」と思ったら、その原因はコーヒーの飲みすぎかもしれません。
カフェイン中毒
コーヒーを飲み続けると、カフェイン中毒になることがあります。
ふつうのドリップコーヒーであれば、カフェインの量はおおよそ「1杯あたり135mg」です。
- エスプレッソ
- カフェラテ
- カプチーノ
など、コーヒーの種類によってカフェインの量は変わりますが、どれもカフェインが入っているのに違いはありません。
どの種類のコーヒーを飲むにせよ、毎日たっぷり飲んでしまうとカフェイン中毒になる可能性は高いです。
カフェインに耐性がないかただと、ドリップコーヒーを2杯飲んだだけで症状が出てくることも。
カフェイン中毒について詳しくは、「【徹底解説】カフェイン中毒とは?チェックのしかた、治療法を紹介します」をご一読ください!
胃が荒れやすくなる
コーヒーに入っているカフェインやクロロゲン酸(ポリフェノールの一種)は、そのはたらきで胃酸を出やすくしてくれます。
ゆえにコーヒーを飲みすぎると胃酸が出すぎて、結果として胃が荒れやすい状態に。特にお腹が空いているときは、コーヒーが胃に与える影響が大きくなります。
コーヒーを飲んで気持ち悪くなったり、胃がムカムカしたりする方は注意が必要です。
イライラしやすくなる
「イライラするのはカフェインのせい?解消の方法とは」によれば、コーヒーに入っているカフェインは、
- 交感神経が高ぶって、神経のバランスがくずれる
- 心臓の収縮がつよくなり、血圧や心拍数があがる
- 睡眠が足りず、ストレスがたまる
- もともとカフェインに反応しやすい体質
など、イライラの原因になることがあります。また、コーヒーを飲んでいないとイライラする方は、カフェイン中毒の可能性も。
ふだんからわけもなくイライラする方は、コーヒーの飲みすぎを疑うべきです。
頭痛がするようになる
以前「【体験談】コーヒーを飲むと気持ち悪くなる人は必見!デカフェなら僕でも飲めました」という体験談で、コーヒーによって頭が痛くなるという体験談をいただきました。
カフェインには血管を開く効果があります。これにより、頭が痛くなるのです。
コーヒーを飲みすぎると、たくさんのカフェインをとることになり、結果として頭痛が引き起こされます。
コーヒー代がかさむ
シンプルな話ですが、コーヒーを飲みすぎるとお金がかかります。コンビニのコーヒーだと1杯100円ほどで飲めますが、それでも毎日2杯も飲んでいると、1ヶ月で6000円。これが1年になると72000円です。
さらに「たまにはゼイタクしてもいいよね」と、スターバックスコーヒーなどでコーヒーを飲むと、コーヒー代はさらにかさみます。
コーヒーのカフェインによる影響もさながら、お財布への影響もあるのです。
ここまで、コーヒーを大量に飲み続けると起こることを、
- 寝つきが悪くなる
- カフェイン中毒
- 胃が荒れやすくなる
- 身体が冷えやすくなる
- イライラしやすくなる
- 頭痛がするようになる
- コーヒー代がかさむ
の順に紹介しました。コーヒーの飲みすぎによる影響は、意外と多いことがわかります。
コーヒーをやめたいときに試すべき3つの方法
ここからは、コーヒーをコーヒーをやめたいときに試すべき方法を、
- コーヒーの代わりになる飲み物を見つける
- 朝ごはんをパン食からごはん食に変える
- それでもやめられないときは、医師に相談する
の順に3つ説明します。
1. コーヒーの代わりになる飲み物を見つける
まず何より、コーヒーの代わりになる飲み物を見つけます。
できれば、
- カフェインが少なお(ゼロで)
- 値段もそこまで高くない
ものがよいですよね。
おすすめは、
- デカフェのコーヒー
- たんぽぽコーヒー
- 玄米コーヒー
- ハーブティー
です。気軽に買えるものばかりなので、まずは試してみてくださいね。
2. 朝ごはんをパン食からごはん食に変える
「朝ごはんがパンで、どうしてもコーヒーを飲みたくなってしまう…」
という方は、お米を食べるごはん食に変えるのがおすすめです。
お米であれば、麦茶やルイボスティなど、ノンカフェインのものとも合いやすいですよね。これと同じ考え方で、チョコレートなどコーヒーに合うものからやめていくのは、1つの方法です。
3. それでもやめられないときは、医師に相談する
これらの方法を試してもダメなときは、医師に相談してみてください。内科や精神科がその候補です。
とはいえ、カフェイン依存症の治療薬があるわけではありません。
やはり、デカフェのコーヒーなど、代わりのものでまぎらわせながら、徐々に減らしていくのがベストな方法です。
コーヒーをやめるときに注意するポイント
ここからはコーヒーを実際にやめるとき、注意すべきポイントを
- 仕事や学校が休みの日にする
- ノンカフェインの水分を多めにとる
- 家族や友だちにカフェインをやめていると話す
の順に紹介します。
仕事や学校が休みの日にする
コーヒーをやめて、身体に入るカフェインをゼロにすると、
- イライラする
- 集中力が落ちる
- 日中に眠くなる
など、仕事や勉強をできる状態ではなくなることもあります。
そのため、ふだん飲んでいたコーヒーをやめてみるのは、できれば仕事や学校が休みの日がおすすめです。
ノンカフェインの水分を多めにとる
コーヒーをやめるときはノンカフェインの水分を多めにとります。
というのも、ふだんはカフェインをとる目的でコーヒーをたっぷり飲んでいる方は、コーヒーをやめると水分をとらなくなりがちだからです。
できるだけ体調をととのえる意味でも、水分は意識してとりたいところですね。
家族や友だちにカフェインをやめていると話す
コーヒーをやめているときは、家族や友だちに
「今カフェインを取らないようにしてるから、急に眠くなったりイライラしちゃったりするかも」
と話すのがおすすめです。
コーヒーをすすめられてしまうことや、急に眠くなって心配されることがなくなります。
コーヒーをやめて、カフェインとうまく付き合おう
ここまで、コーヒーをやめる方法について解説しました。
おさらいすると、コーヒーを大量に飲むことで
- 寝つきが悪くなる
- カフェイン中毒
- 胃が荒れやすくなる
- 身体が冷えやすくなる
- イライラしやすくなる
- 頭痛がするようになる
- コーヒー代がかさむ
のような状態になることを、まずお伝えしました。
そして、コーヒーをやめたいときに試したい方法では、
- コーヒーの代わりになる飲み物を見つける
- 朝ごはんをパン食からごはん食に変える
- それでもやめられないときは、医師に相談する
の3つを紹介しましたね。
そして最後に、実際コーヒーをやめるときのポイントとして
- 仕事や学校が休みの日にする
- ノンカフェインの水分を多めにとる
- 家族や友だちにカフェインをやめていると話す
を説明しました。
コーヒーをやめるには、さまざまな方法があることがお分かりいただけたかと思います。
中でも手軽に試すことができるのは、デカフェのコーヒーです。スタバにもデカフェはあるので、まずは気軽に飲んでみてはいかがでしょうか。