「カフェインが入っているものを飲むと、いつも調子が悪くなる…なんでだろう?」
と思っている方。
もしかすると、あなたはカフェインアレルギーかもしれません。
特にコーヒーは健康によいと言われることが多いですが、カフェインが身体に合わない人にとっては不調の原因となることも。
この記事では
- カフェインアレルギーとは何か
- カフェインアレルギーかな?と思ったら
- カフェインアレルギーのチェック方法
の順で、カフェインアレルギーについて説明します。
ざっくりとした概要から紹介するので、カフェインについてあまり知らないかたでもハードルは高くありません。
まずはこの記事でカフェインアレルギーへの対処法を大まかに知っていきましょう!
目次
カフェインアレルギーとは「少しのカフェインでも中毒になること」
カフェインアレルギーは、ちょっとでもカフェインをとるとカフェイン中毒のような症状が出ることです。その原因はもちろんカフェインで、カフェイン過敏症と呼ばれることもあります。
その症状は人によってさまざまで、
- 皮膚のかゆみ、湿疹、蕁麻疹(じんましん)、吹き出物
- 喉のかゆみ、咳
- 動悸、不安感
- 吐き気、下痢
などです。
重症になると幻覚や幻聴、パニックを起こすこともあるそうで、もしこのような症状が出たときはすぐに医師の診断を受けてください。
また、これまでカフェインをとっても大丈夫だったにもかかわらず、突然カフェインアレルギーになることもあるようです。カフェインを摂ったあとになんかヘンだと感じたら、カフェインアレルギーかもしれないと思ったほうがよいでしょう。
カフェインアレルギーとカフェイン中毒は違います
「カフェインアレルギーって、要するにカフェイン中毒と同じじゃないの?」
と思ったかたもいるかもしれません。
しかし、カフェインアレルギー(カフェイン過敏症)とカフェイン中毒は全く違います。具体的な違いは、
- カフェインアレルギー(カフェイン過敏症):少しでもカフェインをとると起こる
- カフェイン中毒:カフェインをある程度とると起こる
です。どちらもカフェインによるものなので出てくる症状は同じですが、症状が出るまでのカフェイン量に違いがあるのです。
もしカフェイン中毒について詳しく知りたいかたは「【徹底解説】カフェイン中毒とは?チェックのしかた、治療法を紹介します」をご一読ください!
次は、カフェインアレルギーの対処法をみていきます。
カフェインアレルギーになったときの対処
「これってカフェインアレルギーかもしれない…」
と思ったら、まずはカフェインが入っている食品をやめてください。
具体的には、
- コーヒー
- 紅茶
- 緑茶
- チョコレート
- コーラ
などがあります。カフェインが多い食品をもっと知りたい方は「【徹底調査】カフェイン含有量の多い、飲み物・食べ物ランキング」をご一読ください!
また、カレーなどの意外な食べ物にカフェインが入っていることもあるのです。カフェイン入りの食べ物を見分けるには「これでバッチリ!カフェインを含む食べ物の見分け方」を参考にしてみてくださいね。
カフェインアレルギーは遅れて発症することが多い
アレルギーには「即時型(IgE抗体アレルギー)」と「遅発型(潜在性アレルギー、IgG抗体アレルギー)」の2つがあることを知っていますか?
簡単に言うと、それぞれ
- 即時型:食べるとすぐに反応が出るアレルギー
- 遅発型:食べてから時間がたつと反応が出てくるアレルギー
を意味します。
「カフェインが入っている飲みものを飲んですぐは大丈夫なのに、時間がたつとダメ…」
というかたは、カフェインアレルギーの可能性が高いです。すぐにカフェインが入っているものをやめて、カフェインアレルギーかどうかチェックすることをおすすめします。
続いては、自宅でもできるカフェインアレルギー検査の方法をみていきましょう!
カフェインアレルギーの検査なら遺伝子検査キットがおすすめ
カフェインアレルギーは簡単に言ってしまえばアレルギーの一種です。なので、アレルギーかどうかは遺伝子を検査すれば簡単にチェックできます。
「遺伝子の検査って、もしかしてわざわざ病院まで行かないとダメなの?」
と思ってしまいますが、カフェインアレルギーの検査は自宅で遺伝子検査キットを使えばできてしまいます。
アレルギーは日本人の3人に1人が持っていると言われており、症状はなくてもアレルギー体質の人も含めれば全体の80%にもなるそうです。カフェインアレルギーかどうかをはっきりさせるとともに、自分の遺伝的な体質をチェックしましょう。
カフェインと遺伝的な体質について、詳しくは「カフェイン耐性を調べるなら!おすすめの遺伝子検査キットまとめ」をご一読ください!
アレルギー検査は自宅でも可能。ひどい場合は病院へ!
カフェインアレルギーについて紹介しました。
おさらいすると、カフェインアレルギーとはカフェインを少しとっただけでもカフェイン中毒のような症状が出ることで
- 皮膚のかゆみ、湿疹、じんましん、吹き出物
- 喉のかゆみ、咳
- 動悸、不安感
- 吐き気、下痢
など、症状は人によってさまざまです。
また、アレルギーには
- 即時型:食べるとすぐに反応が出るアレルギー
- 遅発型:食べてから時間がたつと反応が出てくるアレルギー
の2つがあり、カフェインは時間がたってからアレルギーがでる「遅発型」の一つでしたね。
そしてカフェインアレルギーを自宅で検査するのであれば、遺伝子検査キットがおすすめです。
自分がどれくらいカフェインに耐性があるのかを遺伝子からチェックして、安心してコーヒーや紅茶を楽しみましょう!
カフェインアレルギーの体験談について知りたい方は「【体験談】コーヒーを飲むと気持ち悪くなる人は必見!デカフェなら僕でも飲めました」もチェックしてみてください。
カフェインが入ってなくても、おいしいコーヒー・紅茶はあります
「カフェインアレルギーだったらコーヒーとか紅茶とかは飲んじゃダメなの?」
と思っているかもしれませんが、デカフェやカフェインレスのものを飲めば大丈夫です。
デカフェとは「カフェインを取りのぞいた」という意味で、ふつうのコーヒーや紅茶と変わらないおいしさで、カフェインがなくなったものを意味しています。
詳しくは「デカフェとは?メリット・デメリットを解説!」をご一読ください!